「リスク」という言葉
こんにちは、ちゃぶです
お金を増やしたい、でも、減ってしまうリスクは嫌だ、考えたくもないという方、いらっしゃいますよね
大きなマイナスを抱えると誰でもつらいものです
私も同時多発テロやリーマンショックや東日本大震災などで経験しましたし、これからも経験する機会があると思います
一般に株の個別銘柄は上下で20%から40%のリスクがあるものと言われています
優良企業だから価格変動が少ないとは限りませんから、注意が必要です
上場廃止が決まればJALだって1円になりましたし、シャープや東芝など日本を代表する企業の株価も業績の低迷や不祥事のために大きく下がってますね
40%のリスクがあるというのは買った価格から値上がりして40%増えることもあれば、逆に値下がりして40%減ることもあるということです
ただし、今の価格から上に40%行き、下にも40%行くことが確認されたら、その銘柄の実際のリスクは80%となります
リスクというと危険度のような意味ですね
金融の世界でいうリスクとは、現在の価格からどのくらい変動するのかを表す数字と理解しておけばよいと思います
つまり上下の値動きの幅と理解しましょう
リスクという言葉の使い方を理解しておかないと、むやみにハイリスクをとってしまって、しかもそのことに気が付いていないということになりかねませんので大事です
激しく値上がりすることが期待できる半面、大きく値下がりすることもあるという金融商品はハイリスクと言えますね
日々、わずかな変動しかしないならローリスクとなります
定期預金はわずかな金利しか付きませんが、目減りすることもありませんからローリスク
逆にFXや先物のような証拠金取引は資金に対して何倍もの取引を行うので見た目の利益も大きいが、半面、大きく損することもあるわけですからハイリスクとのりますね
まずは金融の世界でのリスクという言葉の意味を押さえておくことが自分にあった金融商品や投資スタイルを見つけるために役に立ちます